コロナウイルスの流行により移り変わるIT業界について以前お話した中でDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り掛かる企業が増えるとお伝えしました。今回は実際にDXに取り掛かっている企業の事例や、課題等について触れながら今後どんなIT人材が必要とされていくのかご紹介します。
そもそもDXとはどういった事をなのでしょうか。
経済産業省によるとDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、
❝企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること❞を指します。
つまり、従来のビジネスにITの導入や、デジタル技術を活用することで、新たなビジネスモデルの確立や新たな生活モデルへ変革していくことです。とはいっても、なんのことだか思い浮かばないという方にDXを活用して成功した事例をご紹介しましょう。
生徒が決まった時間に決まった場所に行くことなく自分の好きな時間に好きな場所でパソコンやスマートフォンを使用して学習できるようになりました。動画視聴のみでなく教師に直接質問できる仕組みも作られ、生徒の疑問をその場で解決できるようになりました。
UberEatsは空いた時間でお金を稼ぎたいという人とデリバリー事業に参入し新規顧客や注文数の増やしたい飲食店とをアプリを活用してマッチさせることでビジネスを成立させました。
一方で、このような変革を行うには課題があるのも事実です。
一つ目はIT導入にかかるコストについてです。
実際、多くの企業の既存システムはITにかける投資比重が少なかったため、「レガシーシステム」と呼ばれる老朽化や複雑化が起きています。
そのため、新システムを導入する際、既存システムと新システムがマッチせず、一からの作り直しや多くの変更が必要となりコストが高くなってしまうという現状です。
二つ目は兼ねてより話題にあがっているITの人材不足です。
現在、企業におけるIT人材の約80%は既存システムの維持・運営に割り当てられ、
設計や開発に従事する人材は各企業に所属するのではなく、ベンダー企業に所属しています。
実際、企業がITスキルの高い人材を確保するのは難しく、戦略的なIT変革をするのに十分な知識がなく、DXが進まない企業が多いです。
そこで政府はこのDXを日本全体で進めるために、中小企業・小規模事業者等へ自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する「IT導入補助金」を導入しています。
また、「DX推進ガイドライン」を2018年12月に発表しました。このような支援を行い、企業がDXを促進し、業務効率化・売上アップといった経営力の向上や強化を図っています。
では実際、どのような業界がDXに力をいれているのでしょうか? 化粧品会社であったり、教育事業においてもDXが取り入れられていることを踏まえると、 将来的に、どんな事業でもDXというのは必要となります。
DXを進めるには開発やIT導入を率先できる優秀なIT人材が重要となり、更なるIT人材が求められてきます。しかしながら、日本はIT人材不足が懸念されており、先端技術領域において高度なスキルを持つ外国籍エンジニアのニーズが高まっています。
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