コロナ時代を乗り切れ!
クラウドサービス導入で
テレワークがさらに進化する

コロナ時代を乗り切れ!
クラウドサービス導入で
テレワークがさらに進化する

By Global IT GPOD

2020年、新型コロナウイルスの流行に伴い、テレワークやウェブ会議の導入の推進が急速に進められた企業も多いのではないでしょうか。しかしながら、パーソル総合研究所の調査によると、テレワークを実施した半数以上の企業がテレワークに対する制度やシステムといった環境の未整備を理由にテレワークを取りやめているという実態が分かりました。

『第三回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査』

この先、長い目で考えてみるとテレワークの導入には様々なメリットがあり、今後テレワークを継続的に実施していくことは、会社と従業員の双方にとって働きやすい環境づくりの一つといえるでしょう。
今回の記事では、環境の未整備を理由にテレワークの導入を断念してしまった企業の解決策となるであろう、クラウドサービスについてご紹介したいと思います。

そもそもクラウドサービスとは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやアプリケーションをネットワークを経由して使用できるサービスです。実際にテレワークを行う場合、セキュリティの心配などからメールや電話ができる機器の提供や新たな社内ネットワークシステムの構築が必要でした。しかし、セキュリティのしっかりしたクラウドを使用することで、全てがインターネット上で提供されるため、煩わしいネットワークの構築などが不必要になってきました。

詳しくご説明すると、クラウド上でチャットやメールを利用し連絡をとることや、ストレージにファイルを保存、共有することが可能になります。これらのサービスは提供する会社によってセキュリティ管理されたクラウド上ですべて完結するので、情報の漏えい等といった不安が取り除かれます。さらに資料のダウンロードや共有などをする場合に暗号化をするアプリやソフトもクラウドサービスの中に含まれるため、重要資料や機密情報なども安心してクラウド内でやり取りすることができます

クラウドサービスには2つのタイプがあります。勤怠管理や給与管理といった各サービスが単体で提供されるものと、コミュニケーションツールとデータストレージ、スケジュール管理アプリなどがパッケージ化したタイプです

今回は3大クラウドサービスと呼ばれる代表的な3社が提供するパッケージ型のクラウドサービスの基本的なツールをご紹介します。

Amazon Web Service(Amazon社)
【コミュニケーションツール(web会議・チャット・メール)】
Amazon Chime, Amazon Connect

【ストレージ】
Amazon Simple Storage Service

【資料作成】
Amazon WorkDocs

Microsoft365(Microsoft社)
【コミュニケーションツール(web会議・チャット・メール)】
Microsoft Teams

【ストレージ】
OneDrive, SharePoint

【資料作成】
Word, Excel, Powerpoint 等

Google Cloud PlatformGoogle社
【コミュニケーションツール(web会議・チャット・メール)】
Gmail, Hangouts, GoogleMeet

【ストレージ】
Google Cloud Storage

【資料作成】
GoogleDocuments, Spreadsheets, Slide

3つのクラウドサービスは既に完成されたシステムなので、各社員にクラウドアカウントを提供するだけで導入することが可能となり、迅速で低コストにテレワークを開始することができます。

既にご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、これらのクラウドサービスを上手に活用することで、一度はテレワークを断念した企業やさらにテレワーク業務を発展させたい企業にとっては有益な情報になるでしょう。

現在、GDIコミュニケーションズの社内スタッフや常駐先で勤務しているITエンジニアスタッフはMicrosoft TeamsやGoogleのツールを使用して、必要に応じてテレワークを行っています。また、それらの導入支援や運用、監視に関わる業務を担当しているITエンジニアも在籍しています。GDIコミュニケーションズではコロナウィルスが流行する前からクラウドサービスを導入しています。さらにITエンジニアの業務としても携わっています。GDIコミュニケーションズのビジネスにはクラウドサービスの活用は不可欠です。弊社が提供しているビジネスやテレワーク業務について話を聞いてみたいという方は、お気軽にご連絡ください。