グローバル人材採用の第一歩

グローバル人材採用の第一歩

By Saeko Kitamura

グローバル人材採用を意識している企業様はどのくらいあるのでしょうか?

グローバル人材の定義や現状を探っていくと、様々な定義があげられます。
このような定義を理解することが、御社の今後のグローバル人材採用のヒントになるかもしれません。

大まかではありますが、私が考えるグローバル人材について、3つ紹介したいと思います。グローバル人材採用を検討している企業様にとって、目的に沿った人材確保の参考になれば幸いです。

日本へ留学後、就労経験を積みたい新卒の外国籍の方

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近年、日本で言語を学んだあとに、就労経験を積みたいと考える新卒の外国籍の方が増えています。そのため最近では、ハローワークが積極的に外国籍留学生と企業のマッチングイベントを企画しています。

彼らは、日本に興味を持ち、日本で学習していることから、ある程度の日本語を話すことができます。
また、学生時代のアルバイト経験を通して日本社会でのビジネス形態をなんとなく理解しています。

このような人材を採用する場合、採用後は日本人の新卒と同じような教育だけでなく、 ビジネス文化を共有できる教育もあると、本人にとっても企業にとっても、よいスタートをきることができるでしょう。

東南アジアに進出している企業様においては、長期的な計画にはなりますが、将来は現地を任せられる人材育成として投資する場合もあります。

既に日本で就労している外国籍の方

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このような人材は、すでに何らかの技術や経験を兼ね備えている場合が多いです。GDIにもこういった方々がたくさん応募してくれます。

日本にお住まいの外国籍の方で、日本人との結婚により家族で日本に定住されるケースも多いです。

そういう方は、祖国ではスキルを活かした仕事をされていても、日本語がビジネスレベルまでない、または日常会話レベルでは日本の会社では採用してもらえないという背景から、グローバルな人材が揃うGDIなら同じような仲間が働いているのではないか?からという期待から応募を受けます。

その場合、弊社では彼らの能力を正確に把握し、そのスキルを必要としている企業様に紹介をさせていただくことがあります。

まさしく、グローバルマッチングです!

海外での留学や就労経験のある日本人の方

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GDIは日本の媒体を利用している関係で、日本人の方でこれまで英語を使って仕事を遂行してきたような20代から30代の方が次のチャレンジを目標にGDIに応募をしてくれます。

自身の海外での経験を活かしたい、または伸ばしたいと考える日本人の方にとって、GDIの環境はまさに「グローバル企業」で、そのスキルを存分に活かすことができます。

しかし、中には「グローバルマインド」が成熟しきっていない方も多く、私は面接の際によく彼らに「あなたはグローバルですか?」と問いかけますが、一瞬ためらいながらも「グローバルになりたいと思います!」という返答も多く見受けられます。

企業におけるグローバルの定義を確立しておくと、こういう場合でも判断材料になるため、とても重要だと言えます。

グローバル人材採用を目指して

グローバル人材を採用し、社内のグローバル化を図る場合、ビジネスで英語を日常的に使用し、国籍にとらわれない柔軟な心で業務を遂行できる環境が必要です。

しかしながら、実務におけるグローバル力を上げる環境は日本の会社内で一体どれくらいあるでしょうか?

業種、職種によって様々ですが
現在の日本においては、まだまだチャンスが少ないことは事実です。

日本は間違いなく英語を話せる人材、海外経験ある人材が増えています。

若い方たちが今後の日本を担っていく上で、グローバル人材採用は、もはや特別なことではありません。1人1人の特徴、強みを認めて活躍できること、これが今後の企業、ひいては日本を大きく成長させてくれます。

グローバル人材採用は、決して簡単なことではなく、企業が受け入れる環境を整えることは必須です。

社内のグローバルマインドセット、英語を話すこと、聞くことへの抵抗を引き下げ、好奇心をもって相手とコミュニケーションを図ることなど、細かいことをあげたらキリがありません。

皆さんが気がつかない中で、グローバル人材採用の成功は、意外にも小さな一歩から始まっているのかもしれません。

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