小さなことから人を助ける

小さなことから人を助ける

By Director's Voice

CSR(Corporate Social Responsibility)とは?

CSR(Corporate Social Responsibility)とは、企業の社会的責任や貢献という意味で、それぞれの会社が大なり小なりの活動をされていることと思います。

GDIでは、小さなことから、自分ができることからという基準で、代表のジェームズヘデンが会社を設立した当時より継続している児童養護施設の子ども達へのボランティアがあります。

もともとはクリスマスに児童養護施設を訪問して、子ども達が喜ぶような演奏やプレゼントを届けるという小さなことが始まりでした。その後、このボランティア活動に賛同するボランティアが増えていき、一時は100人を越えるボランティア登録があり、名古屋の児童養護施設への定期的な訪問として英語を教えたり、ピアノやダンスを一緒にしたりと、施設で生活する子どもにとって、親御さんがしてあげれない分の’’何か’’を微力ながら提供してきました。

以下、参考までにそのボランティア団体:サンタアンドフレンズナゴヤのウェブサイトをご覧ください。

このボランティア団体が支援している活動の1つで、10年以上継続して行っていることとして、施設で生活している約200名の子どもに対してクリスマスプレゼントを送ることがあげられます。この時期になると子ども達がサンタさんにお手紙を準備します。子どもの年齢は、3歳から18歳です。そこには、今年はどんなことがあったか、自分は何を頑張ったかなど、様々な思いが綴られており、その手紙を受け取ったサンタさん(ボランティア)はそこに記入されている子どもがリクエストしたプレゼントを準備します。その手紙を開ける瞬間は、子ども達の思いが直球で心に入ってくる、素敵な瞬間です!

私自身も毎年同じ子どものサンタをしています。今年は何が欲しいんだろう、そんな思いで、毎年手紙を通してこの少年の成長を確認することができます。しかし、今回はこの少年からサンタさんへのお手紙はありませんでした。施設の担当者に聞いてみたところ、ここ数か月不登校になってしまっているとのことです。これまで10年間、この少年が生活する施設を定期訪問しており、イベントなどを通して彼とは楽しい会話や一緒に遊んで着ました。だからこそ、彼の事が心配になります。

なんとか助けることはできないか・・・そんな思いに駆られています。「人を助けることは色々なレベルで可能だと思います。しかし、相手が求めている人を助ける行為と自分自身がよかれと思う人を助けるが一致しないのではないかと、不安を感じ、なかなか行動に移せれない時もありもどかしい思いに駆られてしまいます。

少し話が反れましたが、仕事をする上でも人を助けるという視点を常にもっていることは毎日の業務においてとても重要です。仲間を助ける、お客様の喜ぶ姿を想像してサービスを提供するなど、人を助ける意識をもつことで社内全体に一体感が現れ、一緒に働くメンバーとの価値観共有にもつながります。売上向上も可能になります!

GDIは代表がCSR活動の先頭に立ち、社員の中に少しずつ人を助けることへの意識やその楽しさがより浸透して欲しいと願っております。小さなことからのスタートで十分です。仕事を行う上でも、お客様に必要なサービスを考えた際に、この「人を助けるという考え方がとても大切な会社の資産に繋がると信じております。

Saeko    沙枝子