カナダ渡航制限緩和!
短期/長期留学生向け
入国状況最新情報

カナダ渡航制限緩和!
短期/長期留学生向け
入国状況最新情報

By Global Study

世界で依然として続いているコロナ禍で、なかなか海外留学もままならない、あるいは断念してしまった方も多いのではないでしょうか。そんな中、GDIに提携先の学校から最新情報が届きました!先月カナダ政府から出された学生向け渡航規制の緩和の方針を受け、カナダ内の各学校で留学生の受け入れ態勢に動きが出ているそうです!次の2つの条件をクリアした学校であれば、就学可能となりました。

1. DLIを保持している学校であること
(※州政府が留学生の受け入れを許可した学校に振り当てられる独自の番号)

2. 学校が提出したReadiness Plan(レディネスプラン)が、州政府から認可されているこ

就学可能な学校であること以外に、カナダ渡航者が事前確認・準備する点は多々ありますが、 ここではReadiness Planと学生ビザの取得、その他の必要書類について触れていきます。
Readiness Planとは
Readiness Planとは、州政府が認める新型コロナに対応するガイドラインのことで、留学生を受け入れるカナダの学校は、学校ごとにこのガイドラインを作成します。それを州政府に提出し認可を受けると、正式に就学許可証(学生ビザ)が発給されるようになります。具体的な内容は、以下の通りです。
  1.  新型コロナウィルスの対する安全計画を保持していること
  2.  連邦政府からの新型コロナウィルス対策のガイダンスを満たしていること
  3.  校内で新型コロナウィルス感染者が発生した場合の対応策を保持していること
  4.  隔離期間中に規則違反が発覚した場合の対応策を保持していること
  5.  渡航前の準備案内が万全であること / 渡航後の管理体制が万全であること
  6.  連邦政府の要件を満たすガイドラインに沿った学校運営をしていること
以上の6つの点を満たすガイドラインが州政府に認められると、Readiness Planが認可されている学校として、正式に留学生を受け入れることができます。認可された学校のリストは移民局のサイトで確認できる他、入学を希望する学校に直接問い合わせてみても良いでしょう。希望の入学校が認可されたら、学生ビザの申請手続きを行うことができます。その際、6か月未満の短期留学を希望する場合にも、ビザの取得が必要なので注意しましょう。
短期(6か月未満)の留学向けの学生ビザ取得について
本来、短期(6か月未満)で語学学校へ就学予定の場合には、学生ビザの取得は不要とされています。ところが、現在新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、就学目的の渡航者は滞在期間を問わず学生ビザの取得が必要となりました。 現在、学生ビザのオンライン申請サイトでは、システムがこの状況にまだ対応していない為、実際の滞在期間が6か月未満であっても「6か月以上の滞在を希望する」を選択した上で、学生ビザを申請します。 ※「6か月未満の滞在期間を希望する」を選択すると、システムの都合上、学生ビザの申請ができない為。 カナダ移民局はこのやり方を承認しており、システムが改善されるまではこの申請方法を受け入れているようです。
渡航に必要なアイテム
前述した内容がクリアであれば、移民局と入学校のホームページで最新情報を確認しながら渡航の準備が可能です。必要書類・事柄は、新型コロナウィルス前よりもたくさんありますので、漏れのないよう注意しましょう。学校側から案内してもらえる書類が多いので、予め問いあわせたり、学校のホームページで調べてみたりすると良いかもしれません。以下、必要な物や書類の参考一覧です。
  • パスポート
  • 学生ビザ
  • 滞在州の自己隔離計画書(州によって対応が異なります)
  • 入学許可証
  • 入学校からの渡航理由証明
  • 緊急連絡先
  • 自己隔離証明
  • 自己隔離期間滞在先情報
  • 送迎証明証
  • 渡航前申告書類
  • 留学生自己隔離計画書
  • 滞在中の資金証明(銀行残高証明書、等)
  • 入学校の支払い済み請求書
  • 保険(自己隔離期間をカバーできる保険が望ましい)
  • ArriveCANの登録(ArriveCAN:カナダ入国者向けの自己隔離プランを提出するアプリ)
最後に

カナダの渡航状況は、今後も日々変化していくことが予想されます。また、州ごとに新型コロナ感染に対する対応や現在の状況が異なる為、予め情報収集を行いましょう。現在は規制が緩和される傾向ですが、依然としてEssential Travel(必要不可欠である渡航のみ)に限定されていることに変わりはありません。必ず移民局と入学予定の学校のホームページで最新情報を確認した上で、必要事項や書類を準備し渡航計画を立てましょう。少しでも早くコロナ禍が落ち着き、海外留学を目指す方が増えることを、GDIスタッフ一同願っています。