2026年 在留期間更新手数料 |日本で働く外国人と企業が知っておくべきポイント

By GDI Communications 

公開日:2026.07.10

概要
日本は、IT、エンジニアリング、グローバルビジネス分野を中心に、世界中の高度人材にとって魅力的な就業先の一つとなっています。一方で、2026年には在留資格に関する手数料の見直しが進められており、外国人材と受け入れ企業の双方にとって、在留期間更新にかかる費用や手続きを正しく理解することがこれまで以上に重要になっています。

本記事では、最新の在留期間更新手数料、改定の背景、外国人材への影響、そしてスムーズに更新手続きを進めるための実践的なポイントをわかりやすく解説します。

目次

日本の2026年 在留期間更新手数料とは

日本では、国際人材への需要が年々高まっています。出入国在留管理庁によると、外国人居住者数は過去最高水準となっており、人手不足への対応やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目的に、多くの企業が海外人材の採用を積極的に進めています。

その一方で、外国人の増加に伴い入管業務も複雑化しており、行政コストを適切に反映するため、政府は各種手数料の見直しを進めています。

IT、製造業、医療、エンジニアリングなどの分野で働く外国人にとって、在留資格更新にかかる費用を把握しておくことは、キャリア設計や資金計画の重要な要素となっています。

2026年の新しい在留期間更新手数料

2025年より、日本では在留期間更新許可申請の手数料が改定され、窓口申請は4,000円から6,000円へ、対象となるオンライン申請は5,500円となりました。これらは2026年初頭時点でも適用されています。

さらに、2026年7月には、2026年10月から在留関連手数料を大幅に引き上げる案が政府より公表されました(正式施行は今後の決定によります)。

許可される在留期間

窓口申請(案)

オンライン申請(案)

3か月以内

10,000円

10,000円

1年

33,000円

27,000円

3〜5年

最大64,000円

オンライン割引あり

5年以上

75,000円

65,000円

この改定案は、外国人居住者の増加に伴う行政コストへの対応と、オンライン申請の利用促進を目的としています。

なぜ入管手数料が引き上げられるのか

今回の見直しには、いくつかの背景があります。

まず、日本では人手不足を補うため、多くの企業が海外から優秀な人材を積極的に採用しており、外国人居住者数が継続的に増加しています。

また、出入国在留管理庁では、オンライン申請システムの整備やデジタル化、審査体制の強化などを進めており、これらには新たな行政コストが発生しています。

さらに、多くの行政手数料は長年据え置かれてきましたが、物価上昇や業務量の増加を踏まえ、現在の運営コストに見合った水準へ見直す必要があると政府は説明しています。

引き上げ幅は大きいものの、世界的に見ると、日本のビザ・在留関連手数料は依然として競争力のある水準にあると考えられています。

影響を受ける人は?

今回の手数料改定は、以下のような方々に影響する可能性があります。

  • 外国人ITエンジニア
  • ソフトウェア開発者
  • 就職予定の留学生
  • 技術者・専門職
  • グローバルビジネス人材
  • 各種在留資格を持つ外国人労働者
  • 海外人材を採用する企業

外国人採用により費用を負担する企業は、制度改定後の採用・赴任・オンボーディングに関わる予算へ新たな採用コストを反映させることが重要になります。

在留期間更新をスムーズに進めるポイント

在留期間更新は、早めに準備を始めることで比較的スムーズに進められます。

おすすめのポイントは以下のとおりです。

  • 在留期限前に余裕を持って申請する
  • 在職証明書や納税関係書類を事前に準備する
  • パスポートと在留カードの有効期限を確認する
  • 対象者はオンライン申請を活用して手数料を抑える
  • 申請前に出入国在留管理庁の最新情報を確認する

なお、更新手数料は通常、許可後に収入印紙で納付します。

外国人材にとって今回の値上げとは

手数料の引き上げは負担増に感じられるかもしれませんが、日本で働く魅力が大きく損なわれるわけではありません。

現在も日本では、ソフトウェア開発、AI、サイバーセキュリティ、クラウド、デジタルトランスフォーメーション、多言語カスタマーサポートなどの分野で高度人材への需要が拡大しています。

異文化環境で活躍できる人材や、国際的なコミュニケーション能力を持つ人材へのニーズも高まり続けています。

そのため、多くの専門人材にとっては、更新費用の増加以上に、日本で得られる長期的なキャリアの価値が大きいといえるでしょう。

企業ができるサポート

外国人社員の定着を目指す企業は、次のような支援を行うことで更新手続きをより円滑にできます。

  • ビザ申請に関するアドバイス
  • 必要書類の準備支援
  • 更新手数料の補助
  • オンライン申請システムの活用
  • 最新の入管制度に関する情報共有

こうした取り組みは、従業員満足度の向上だけでなく、優秀なグローバル人材の長期的な定着にもつながります。

今後の展望

日本の労働市場は今後さらに国際化が進むと予想されています。

少子高齢化による人手不足やDXの加速を背景に、外国人専門人材は今後も日本経済を支える重要な存在となるでしょう。

在留期間更新手数料は引き上げられる方向にありますが、日本では入管手続きのデジタル化や行政サービスの改善も進められています。

企業・外国人材の双方にとって、制度変更を正しく理解し、最新情報を継続的に確認することが、安心して日本で働き続けるための重要なポイントとなります。

まとめ

2026年の在留期間更新手数料の見直しは、日本の入管制度における大きな変化の一つです。更新費用は増加する可能性がありますが、それは外国人受け入れ体制の強化や行政サービスの近代化を進めるための取り組みでもあります。

最新の制度を理解し、早めに申請準備を進め、公的機関からの情報を確認することで、外国人材も企業も安心して更新手続きを進めることができます。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 2026年の日本における在留期間更新手数料はいくらですか?
2026年初頭時点では、窓口申請は6,000円、対象となるオンライン申請は5,500円です。なお、2026年7月には、2026年10月から在留期間に応じて手数料を大幅に引き上げる案が政府より公表されています。

Q2. 在留期間の更新申請はいつ行うべきですか?
現在の在留期間が満了する前に申請する必要があります。余裕を持って申請することで、不足書類への対応や追加資料の提出にも十分な時間を確保できます。

Q3. 企業はビザ更新をサポートできますか?
はい。多くの企業では、必要書類の準備や申請手続きのサポートを行っており、福利厚生の一環として更新手数料を負担するケースもあります。特に外国人専門人材の採用・定着を重視する企業では一般的な取り組みとなっています。

参考リンク

  • 出入国在留管理庁:https://www.moj.go.jp/isa/
  • 在留資格申請手続:https://www.moj.go.jp/isa/applications/index.html
  • JETRO(日本で働く):https://www.jetro.go.jp/en/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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